前書き その二(書くことについて)

キング, スティーヴンス『書くことについて』


┣ 前書き その二

前書き その二


本書が短いのは、世の文章読本のほとんどが戯言を詰めこみすぎているからである。
小説家は総じて自分が何をしているのかを理解していない。
何がよくていいものを書けたのか、何が悪くていいものを書けなかったのか、わかっていない。
だから、その本が短ければ短いほど、戯言も少なくなるということになる。
その顕著な例がウィリアム・ストランク・ジュニアとE・B・ホワイトの> 共著『英語文書ルールブック』である。
同書に戯言はほとんどない、というか、まったくない。
当然、分量も少ない(全部で八十五ページで、本書よりずっと短い)。
向上心のあるものなら、かならず詠むべし。
“文章づくりの原則”と題された章のルール 17 は、“無駄な言葉は省け”だ。
私もそのように心がけよう。

読み方書き方

戯言たわごとTawagoto

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A 参照

Strunk Jr., William = White, E. 『The Elements of Style, Fourth Edition』1999年 Longman 978-0-2053-0902-3

キング, スティーヴンス『書くことについて』2013年 小学館 978-4-09-408764-2

キング, スティーヴンス『書くことについて ~ON WRITING~ Kindle版』2013年 小学館

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Stephen King『On Writing: A Memoir of the Craft (English Edition) Kindle 版』2010年 Hodder & Stoughton

木下 是雄『理科系の作文技術』1981年 中央公論新社 978-4-12-100624-0

木下 是雄『理科系の作文技術(リフロー版)』1981年 中央公論新社

野口 悠紀雄『書くことについて』2020年 KADOKAWA 978-4-04-082392-8

野口 悠紀雄『書くことについて Kindle版』2020年 KADOKAWA

野口 悠紀雄『「超」文章法: 伝えたいことをどう書くか』 中央公論新社 978-4-12-101662-1